鯉の滝登り ― 2008年04月02日 10時58分57秒
春の風が爽やかに吹いて 花の便りを運んできます。
黄色いクロッカス
ぱっちりと 春を確かめるように
まるで 地上の様子を伺っているように
永遠の春を見定めるかのように
まるで 潜水艦のレーダーのように
そして 仙人のように
今年もまずまずだな・・・・
そんな声がする
地をしっかり押さえ込んで
それぞれの役目を果たしているようだ。
そんな春の風が鯉のぼりの季節を呼んでいるよう
今回の滝登りは何代目かの作品です。
真鯉はポインセチアの時に使った男子一つ身の布です。
私の成人式の袋帯で緋鯉はできています。
着付けの帯結び練習用となった帯は 最高に手になじんで随分活躍してくれました。 そのうち 帯の繊維が見えてくるようになりました。 分解寸前となった帯を洗って大切にしまっていました。
裏の黒の部分はずーっと前に役目を担って作品の一部に
やっときらびやかな部分は命を与えられ今、滝を登っています。
エプロンドレス ― 2008年04月05日 14時06分33秒
ブログ開設して1年がたちました。
やっと少し要領がわかってアップするのもドキドキしなくなりました。
わからないながらも、階段一段上がったような
初心者マークがやっと似合ってきたようなそんな気分です。
読んでくださる皆様 本当にありがとうございます。
感謝です。
今日の作品はエプロンドレスです。
羽織だったかな 大島みたいな布地で柄もそんなかんじです。
よく品物はわかりません。絹物には間違いないです。
軽いし、おしゃれで、一度洗濯機で洗っているのでその後の洗濯も自分でオッケー
縫い目が見えて(もともとの縫い目で針目がわかる)もそれは古布のご愛嬌
行き先は決まっています。
手放したくない一品です。
春うらら ― 2008年04月08日 09時42分35秒
テレビ番組も一新して気分新たに新年度がスタートしました。
昨日小学校入学式がありまして、お仕事させていただきました。
小さなお子様を抱えながら、着物を着る心意気
お母様が光り輝いて見えました。
もうとうに過ぎてしまった私は、なつかしく、感心して、自分の来た道をちょっぴりくすぐったく思い出したのでした。
美容院へ行って、着物を用意して・・・
子どもはおまけだったような
そのくらい 母として はりきっていたんですね。
そして 嬉しかったんです。
子どもの成長が。
はてさて その子ども達も早30歳を過ぎる年となってしまいました。
あ~ あの頃は良かったなー!?
いえいえ 今も充分に幸せなんですけど・・・・・
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